となりまちプロジェクト 武蔵野・三鷹・小金井

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となりまちのコト 「じゃがいも畑 収穫体験と食べくらべ」(小金井市)

2022.7.9

小金井市観光まちおこし協会が開催した「じゃがいも畑 収穫体験と食べくらべ」におじゃましました。会場は東小金井駅から少し歩いたところにある、こびと農園。

西武線の線路の隣にあるこの畑は、実は長らく使われていませんでした。生産緑地を残していくため、小金井市で農業を営む萩原さんとこびと農園の鈴木さんが畑を借り受け、今年から再び農作物が栽培されています。しばらく使われていなかった畑は、土を良い状態にするまでにもたくさんの時間がかかるそうですが、それでも初年度、とても立派なじゃがいもがたくさん土の中に育っていました。

立っているだけで汗が止まらないような気候でしたが、イベントには市内の家族連れなど20組以上が参加。受付にはこびと農園のカラフルな採れたて野菜が並び、じゃがいもと一緒に食べる野菜を選ぶご参加者の姿も。野菜を見たり畑の生き物を発見したりと、地域に畑があるからこその体験を、大人も子どもも楽しんでいたようです。

収穫の前に萩原さんや鈴木さんから畑のことやじゃがいものことを教えていただき、順番に畑へ。子どもたちのわくわくがあちこちから伝わってきます。

じゃがいもの畝に一列に並んだら、さっそく収穫開始。土の上に出ている茎の下を手で掘っていくと…。人の目線で畑を見ているだけでは想像できないくらい、ゴロゴロとじゃがいもが出てきました。ひとつの株のから大・中・小と、たくさんのじゃがいもが採れるんですね。

大人も子どもも汗をかきながら掘り進め、あっという間に収穫終了。

掘り起こしたたくさんのじゃがいもを抱えて、鈴木さんのところに計量に持っていきます。このイベントではひとり1キロのじゃがいもを持ち帰ることになっていましたが、子どもたちの収穫量のすごいこと。なるべく大きいじゃがいもを選ぶ子、お気に入りのじゃがいもから目を離さない子、不安そうに目盛を見守る子など、子どもたちの真剣な表情が印象的でした。

収穫が終わったらもうひとつのお楽しみ、じゃがいもの食べくらべです。旬の地元野菜を扱うPARITALYのみなさんが用意してくれた、6種類のじゃがいも。見た目も違いますが、食べてみると納得。味も食感もそれぞれの個性があります。市内で食育に取り組む松島さんの解説も聞きながら、じゃがいもを味わうみなさん。

萩原さんからはこの畑で採れたトウモロコシのご提供もあり、「採れたて」のおいしさを堪能できました。

自分の手で土から掘り出したじゃがいも、実際に食べて確かめてみた品種の違い。まちに畑があるからこそ体験できる、スペシャルなイベントでした。

みなさま暑い中ほんとうにおつかれさまでした…!

【こびと農園】

HP https://kobitofarm.com/

Instagram https://www.instagram.com/kobito_farm/

note https://note.com/kobito__farm/

【小金井市観光まちおこし協会】

HP https://koganei-kanko.jp/