となりまちプロジェクト 武蔵野・三鷹・小金井

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となりまちの人 こびと農園の鈴木茜さん(武蔵野市ー小金井市)

2022.5.24

この春からとなりまちエリアで新規就農した鈴木茜さんに会いに、「こびと農園」におじゃましました!

武蔵野市関前と小金井市東町の2か所の農地で、色とりどりな季節の野菜をつくるこびと農園。今回は武蔵野市の畑を見せていただきました。武蔵野市の関前は住宅街のあちらこちらに農地があり、直売所なども点在する地域です。

4月からスタートしたこびと農園の畑には、それぞれ数種類ずつのにんじんやじゃがいも、ズッキーニやインゲン、ナスなどが元気に育っていました。スイスチャードやラディッシュなどのカラフルな野菜や、ディルやパクチーなどのハーブも栽培されており、見ているだけでもわくわくする畑です。収穫後のカラフルな野菜を食卓に乗せたい…!という気持ちがむくむくと湧いてきます。

生産・販売だけでなく、「体験を通して人と触れ合い、農業の楽しさや魅力を伝えていきたい」という、こびと農園の鈴木さん。就農と同時に会員制の農業体験サービスを開始したり、「わくわく都民農園小金井」の講師メンバーとしても活動するなど、地域に「農」のある暮らしを提供しています。

日曜と月曜に時間限定で開催する「こびと農園直売会」では、鈴木さんが自らとれたて野菜を対面販売(開催日はinstagramを要確認)。つくり手である農家さんとコミュニケーションが取れる直売会は、農地が多いとなりまちエリアでもなかなか見かけない取り組みではないでしょうか。すでにご近所の常連さんも多いようです。

鈴木さんの農の原体験をうかがうと、もともと田んぼや畑などの農地がたくさんある地域で育ったといいます。

「子どもの頃は地元で野菜を引き売りしてるおばちゃんがいて、農薬を使わずに丁寧に育てているその野菜がすごくおいしかったんです。私はもともとアレルギーで食事制限がわりとあったんですけど、おばちゃんもすごく優しくしてくれて。そこが原点ですね」。

農業系の高校を卒業したのち青果物市場や農業法人、個人農家などで働いた鈴木さんは、全国の農地を視察しさまざまな経験をし、最終的に東京で就農することを選択しました。

「一大産地のような大規模な農地もたくさん見せていただいた一方で、都市部で就農されている方の話を聞いて、都市農業の生産・販売だけではない役割というのを考えるようになりました」。

生産・販売、農業体験サービスに加え、こびと農園が掲げているのが「農福連携」の取り組みです。現在は小金井市の福祉作業所との連携による畑づくりに携わる鈴木さん。今後はこびと農園の畑でも、農業を通じた心と体の健康づくりに貢献していきたいと考えています。

最後に「こびと農園」の名前の由来を尋ねると、「私自身が体が小さいので、覚えてもらいやすいように愛情を込めてつけました。女性でも小柄でも農業ができるんだよということを伝えていきたい」と鈴木さん。今後のとなりまちエリアでの活動の広がりが楽しみです。

武蔵野市と小金井市で就農するまでの道のりを、鈴木さんご自身がnoteに綴っていますので、ぜひそちらもご覧ください。