となりまちプロジェクト 武蔵野・三鷹・小金井

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薬膳茶プロジェクト-となりまちパイロット事業「農と食」

2021.3.23

春とともに動き出している となりまちパイロット事業(3市連携の試験事業)。「食と農」をテーマにした複数のプロジェクトの中身を少しずつ紹介していきます。大きなイベントなどが難しくなってしまった昨今の状況の中で、それでも自分のまちやとなりまちくらいの“おとなりさん”と顔を合わせて一緒に活動できるフィールドを見出していけるような、アイデアのつまったプロジェクトたちです。今はまだどれも準備段階ですが、進捗もこちらでご報告していきます。

まずひとつめは、3市の農産物×薬膳で新しい商品をつくろうという「コロナで疲れた方たちの健康を地元の「農と食」でサポート」プロジェクト。薬膳茶です!ベースとなるお茶に体質や体調、季節に合った食材を加える薬膳茶は、体調を整えたりリラックスする効果も期待できるようです。この薬膳茶プロジェクトを進めるのは、三鷹・武蔵野の都市農業を応援する「まちなか農家プロジェクト」のプロジェクトリーダーを務める苔口昭一さん。まちなか農家プロジェクトでは、新鮮な農産物の提供だけでなく体験や教育、防災、まちの中の緑地空間など、さまざまな役割を果たしている農地や農家さんの価値を伝えるべく、農家さんへのインタビュー記事の掲載や、会員制農家ファンクラブ運営などの取り組みが行われています。

そしてもう1人、このプロジェクトのキーパーソンは、同じくまちなか農家プロジェクトメンバーで、薬膳インストラクターなどの資格を持つ川越真さん。この日は3市をちょっと離れ、東西線の落合駅前にある川越さんのお店におじゃましました。薬膳×東京の食材のお店「江戸東京和膳 澄」は、体質や体調に合わせて選べる薬膳のメニューが豊富。東京の農家さんの野菜を探すうちにまちなか農家に出会いメンバーとなった川越さんは、まちなか農家がイベントで販売する三鷹産ブルーベリーのオリジナルドリンクのレシピ監修などを行っているそうです。

さて。肝心のとなりまち薬膳茶は一体どんなものになるのかというと…。
現在はまだ食材検討中。取材後には、こんなものがあったらいいな、とかこれはありそうだな、というような打ち合わせが行われておりました。3市の中では季節の野菜はもちろん、ちょっと変わった農産物や実のなる樹木、花など、本当に多種多様なものがつくられています。新しいものに挑戦してくれる農家さんもいるかもしれません。それぞれのまちの特徴がちらりと見える薬膳茶などできたらおもしろいですね。

したのち試作品の製造などを経て、冬には販売か…?
というようなスケジュール感で進みます。食材はどのように決まるのでしょうか。飲み過ぎとか運動不足とか、PCばかり見過ぎの疲れ目に効く薬膳ブレンドとか、あるんでしょうか。気になります〜。進捗、追いかけていきたいと思います!

【まちなか農家プロジェクト】

WEBサイト
https://machino.tokyo/

FB公開グループ「まちなか農家ファン」
https://www.facebook.com/groups/machinakaagri

【東京×薬膳 身体想いの江戸東京和膳『澄』】
中野区東中野4-16-11 アクシルコート1階
https://edotokyowazensumi.com/