となりまちの人 最南端から北上さんぽ②(丸池公園〜刈谷珈琲店〜三鷹駅)
3市の最南端を出発し、杏林大学病院から少し東へ。仙川を渡り丸池公園を目指します。稲荷橋からのすばらしい景色。菜の花が満開でとてもきれいでした。
このあたりは丸池の里というようで、一度埋め立てられた丸池を2000年に住民参加のまちづくりプランで復活させたとのこと(三鷹市HPより)。仙川、雑木林、勝淵神社、丸池公園と、水や緑に囲まれたこの一帯の環境がとても気持ちよかったです。公園の中には田んぼも整備されていました。
この日は雨でとても静かな空間でした。これから田植えの季節がやってきます。田んぼは近隣の小学校の子どもたちが田植えや稲刈りを体験するそうです。
丸池散策を楽しんだあとは仙川沿いに戻り北上…。すると…!なんと、カワセミの姿を見ることができました。川沿いの遊歩道からは少し距離がありますが、とても立派なきれいなカワセミです。この辺りに生息しているのでしょうか。思いがけず遭遇できて感激でした。
カワセミの姿をしばし眺め、仙川沿いを進みます。川辺には菜の花の群生が続いています。このエリアを歩けたことで、北上散歩はもうかなり満足です。バス通りを曲がり東八道路へ。新川交番前の交差点に出ました。
歩道橋の向こう側にある喫茶店「刈谷珈琲店」でひと休憩です。三鷹市内の取材でたびたびお名前を聞いていた刈谷珈琲店は、コーヒーを通じた地域活動「みたかコミュニティ・コーヒーマスター」やコロナ禍に始まった地産地消の配達サービス「チリンチリン三鷹」の中心的存在でもあります。コーヒーとケーキをいただきながら、この辺りの地域のお話をたくさん聞かせていただきました。おなじみのお客さんとのやりとりも心地よく、ついつい長居してしまいます。
散歩のつかれも回復し刈谷珈琲店を出発します。吉祥寺通りに入るとすぐに見えてきたのが杏林大学井の頭キャンパス。存在感のある立派な建物が門の奥に見えました。
このまま吉祥寺通りを北上し、玉川上水を目指します。途中の交差点「三鷹市狐久保」。とっても気になります。狐がいたんでしょうか。由来をご存知の方はぜひ教えてください。そして井の頭公園にさしかかり「明星学園入口」のバス停には雨宿りできそうなくらい存在感のある大きな木。遠くから見ても目印になります。
さて、最南端からの北上散歩、最後は吉祥寺通りから玉川上水沿いに入り三鷹駅でゴール。つつじヶ丘駅から約17,000歩。雨でしたがとても気持ちの良いエリアをめぐりました。こんどはお天気の日にも歩いてみたいです。