となりまちプロジェクト 武蔵野・三鷹・小金井

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【上映会&アイデアソン開催】上映会×となりまちカフェフード開発-となりまちパイロット事業「農と食」

2021.10.8

三鷹連雀映画祭実行員会メンバーなどによる、「農と食」に「上映」を絡めたプロジェクトが着々と進んでいます。「食」にまつわる映画を鑑賞し、地元の食材や生産者のことを知り、その体験を通して飲食店で提供するメニューを考案し、実際に3市の飲食店で期間限定販売をするというのがこのプロジェクトの全容。先日さっそく、3市からの参加者が集まり映画の観賞会と生産者によるトーク、そして実際にメニューを考案するためのアイデアソンが実施されました。

会場は三鷹連雀映画祭でも活躍するCafe Hammock。カフェフードづくりの最初の一歩として、みんなで映画を観ます。作品は『台北カフェ・ストーリー』。姉妹が営むカフェを舞台にした作品ですが、実は映画にはスイーツ以外の料理が出てきません。それでもカフェのキッチンやテーブルやイス、コーヒーやスイーツなど、食の営みを感じられたり、カフェで1人で過ごす時間、複数の人と同じ場を共有する時間、知らない人との出会いや一期一会の会話など、たくさんの余韻が心に染み込んでいくような映画でした。観賞後の余韻を胸に、初めましての参加者たちが3つのグループに分かれて次のステップへ。

それぞれのテーブルに三鷹でつくられた旬の野菜が置かれ、生産者である岡田源治さんが三鷹の野菜や農業についてお話ししてくださいました。岡田さんは三鷹市北野で農業を営み14代目となる野菜農家さん。現在三鷹でつくられている野菜のことから、農家の苦悩まで、とてもわかりやすく教えていただきました。

映画、そして地域の「農」のことと、すでに2つの時間を共有したご参加者。ここからはグループでアイデアを出し合い、カフェフードを考えます。開始早々からどのグループもリラックスした雰囲気で意見を出し合っているようでした。それぞれのグループには、のちのちこのメニューを実際にお店で提供する予定の飲食店の方も入っているので、そのお店のメニューや特徴なども踏まえながらアイデアソンが進んでいきます。

この日のゴールは、それぞれのグループでメニューの大枠を決めて発表するところまで。時間いっぱいグループワークが盛り上がり、最後は完成予想図をスケッチブックにまとめました。3グループともに個性のあるフードメニューが考案され、描かれたフードを見ながら早くも期待が高まっておりました。これをもとに、3市のそれぞれの飲食店での試作が始まります。

「上映会×となりまちカフェフード開発」は、試作を経て11月後半以降に実際にお店で期間限定販売される予定です。どんなメニューができるか、どうぞお楽しみに!

【三鷹連雀映画祭】

http://mitakarenjakuff.tokyo/

【Cafe Hammock】

三鷹市下連雀3-22-15 山野ビル 2F
https://hammock-mitaka.com/