【試作品はだめし編】上映会×カフェフード開発-となりまちパイロット事業「農と食」

2021.11.16

パイロット事業「上映会×となりまちカフェフード開発」。映画『台北カフェ・ストーリー』を鑑賞し、チームでアイデアを出し合いカフェメニューを考えました。試作品、2品目の紹介です。アイデアソンのスケッチからは、すでに台湾の香りが漂っております。「台湾ネギパイ」という台湾の屋台料理を軸にしたメニューです。

提供するのは東小金井にある「はだめし」。スキンケア用品などを扱う株式会社LIGUNAの社員食堂でもあり、一般も利用できる地域に開かれたレストランです。地場産の新鮮な野菜と薬膳を取り入れた、見た目も美しい日替わりのメニューが楽しめます。

東小金井駅北口からバス通りを真っ直ぐ北へ歩くと、ほどなく「はだめし」に到着。植物に覆われたすてきな建物です。

先日のアイデアソンから生まれた試作品は「台湾ネギパイランチ」。映画鑑賞後にチームのみなさんから出されたアイデアをもとに、するするとメニューの方向性が決まっていったチームでした。アイデアソンのスケッチイメージがまさに具現化されたようなネギパイが、たっぷりの色鮮やかな野菜とともに盛り付けられています。

見ているだけでワクワクしてくる色とりどりのランチプレート。パイ生地をサクッとしたい衝動に駆られます。

ネギパイのもとになったのは、チームのメンバーが台湾のおばさまから習ったという現地のレシピ。はだめしのシェフ関谷嘉之さんによるブラッシュアップが施され、お店のコンセプトである「からだの中からきれいになる美養食」と見事に融合したプレートとなっていました。パイに添えられたスイートチリソース、そしてデザートの杏仁豆腐も台湾気分を盛り上げてくれます。

「身体にいい料理ということについては、その土地に根付いた食材や季節の野菜を使うのがいちばんだと思っています」と関谷さん。台湾料理というアプローチは初めてとのことでしたが、はだめしの普段のプレートでもおなじみの阪本農園の新鮮な野菜がふんだんに取り入れられ、セットの酵素玄米と薬膳味噌汁との相性もばっちり。心身ともに大満足なランチになること間違いなしです。