【となりまちフォトラリー開催中!ちょこっと裏話4】
3つのコースのいずれかを回って応募すると、抽選で3市ゆかりのすてきなプレゼントが当たる「となりまちフォトラリー 」、12/25(日)まで開催中です!まだまだご参加いただけますので、この季節ならではのまちの風景を楽しみながら、ぜひお出かけください。
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https://tonarimachi.net/photo2022/
●となりまちフォトラリーをもっと楽しむための、ちょこっと裏話その4●
3市を巡るラリー案を企画した「となりまち観光協会ラリー企画部」メンバーから届いた、おすすめのスポットや企画の裏話をご紹介します。となりまちフォトラリーと一緒に、となりまちエリアにまつわるエピソードや、縁のあるスポットもお楽しみいただければ嬉しいです。
今回は再び、「まちの音を集める」というアイデアを膨らませたグループから、フィールドワークや取材で見つけたとなりまちエリアの風景をご紹介。ラリーポイントにはならなかったけれども、へええ〜そんな場所が…!というスポットがまだまだありそうです。
<となりまち観光協会ラリー企画部Nさんより>
毎日が慌ただしい中、お散歩する時もスマホの地図とにらめっこしながら最短で目的地についたら急ぎ記念写真を撮ってさあ次へ!となっていませんか?
目だけでなく五感を使ってお散歩を楽しむために、住んでいるからこそ知っている、まちから聞こえてくる「音」を今一度、意識して集めてみようということになりました。
「音」を切り口に、チャレンジ精神に富んだメンバーたちと取材をした裏話をご紹介します。
●その1 日本獣医生命科学大学第二校舎
「武蔵境駅を線路沿いに西へ650メートル行った辺りで、姿は見えないけど馬の息遣いを感じる!」
というメンバーからの情報をもとに向かったところ、確かに厩舎がありました。しかし、道からは馬の姿は見えません。裏手に回り、敷地におずおずと入ると馬場があり馬のお世話をしている大学生がいました。
「市民へ紹介する音スポットを探していて、こちらでお馬さんの嘶きが聞けるかと伺いました」と自己紹介すると「音??」と戸惑いながらもお世話の手を止めて、青年が爽やかに対応してくださいました。
私たちが取材したのは夏も真っ盛りの8月下旬、気温は30度を超えていました。馬術部の練習は毎日しているものの、夏は朝の早い時間にして昼間はお馬さんは厩舎で休んでいるとのことでした。見学はいつでも見に来て構いません、北側の道路沿いにある駐車場からが馬場がよく見えておススメ、とのこと。駅近ながら馬の嘶き、蹄の音を感じられるスポットとなっています。いきもの相手で季節によって練習時間が違うのもお散歩をより楽しくしてくれます。
●その2 ナザレ修女会聖家族礼拝堂 井の頭恩賜公園遊びの広場
「そういえば井の頭公園で子供を遊ばせているとどこからか鐘の音が聞こえる」
との知人からの情報で検索したところ、遊びの広場の東側にほぼ住民しか通らない道がありました。そこに内井昭蔵建築事務所によるナザレ修女会聖家族礼拝堂があります。赤いレンガ屋根にクリーム色の外壁、まるで映画に出てきそうな建物です。礼拝堂の上に鐘塔がちょこんと見えています。
「街の音を集めていてそちらの修道院を知った者です。12時と17時に鐘が鳴るらしいのですが、先日行ったら鳴っていませんでした。毎日はならないのでしょうか?」電話で確認すると上品なシスターがお答えくださいました。
「音???ああ、鐘の音ですね。あちらは自動で鳴らしているのですが、だんだん早まりまして今は1分前くらいから始まります。ですのでちょっと早めにいらしてくださいね。ホホホホ。」とのことでした。
つまり、夕方16時59分から鐘が鳴り、終わると同時に17時から公園の防災行政無線で赤とんぼが流れます。
ガラ~ンゴロ~ン ガラ~ンゴロ~ン ・・・・夕焼け小焼けの 赤とんぼ~
鐘が早まった事でちょうど2曲続けて聴ける、知る人ぞ知る公園の東のスポットでした。
取材では「音に関するお薦めスポットを探している者です。」と名乗ると、「お、音????」と皆さん戸惑われながらも丁寧に対応くださいました。とても和やかな「となりまち」ですので、お散歩ではまちの人との会話も是非楽しんでみてくださいね。(N)
となりまちフォトラリー はいよいよ12月25日(日)まで!武蔵野・三鷹・小金井の“となりまちエリア”をめぐって、お気に入りのスポットを見つけてみてください。