玉川上水や野川が流れる武蔵野台地に位置する3市。自分のまちやとなりまちの地形や歴史を知ると、いつもの風景がぐんと奥行きを増して見えてくるかもしれません。ここではそれぞれのまちの特徴がちらりとうかがえる、データや年表を掲載しています。
面積 国土交通省国土地理院「全国都道府県市区町村別面積調(令和3年1月1日時点)」
人口 東京都総務局統計部「住民基本台帳による世帯と人口(日本人及び外国人)(令和3年1月1日現在)」
昼間人口指数 東京都総務局統計部「東京都統計年鑑(平成31・令和元年)」※常住人口を100とした数値
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人が住み始める
- 1653年
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玉川上水開削
- 1737年
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玉川上水の両側に桜が植えられる
- 1889年
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武蔵野村、三鷹村、小金井村が成立
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境停車場(現・武蔵境駅)開業
- 1893年
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三多摩が神奈川県から東京府に編入
- 1899年
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吉祥寺駅開業
- 1917年
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新小金井駅開業
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井の頭恩賜公園開園
- 1924年
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東京天文台が三鷹に移転
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小金井桜が名勝として指定される
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境浄水場通水
- 1926年
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武蔵小金井駅開業
- 1928年
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武蔵野村から武蔵野町に
- 1930年
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三鷹駅開業
- 1933年
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井の頭公園駅、三鷹台駅開業
- 1937年
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小金井村から小金井町に
- 1940年
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三鷹村から三鷹町に
- 1947年
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武蔵野市市制施行
- 1950年
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三鷹市市制施行
- 1954年
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都立小金井公園開園
- 1958年
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小金井市市制施行
- 1964年
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東小金井駅開業
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都立武蔵野公園開園
- 1969年
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吉祥寺ステーションセンター・ロンロン開業
- 1973年
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米軍施設グリーンパーク
(現・武蔵野中央公園付近)日本返還 - 1980年
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都立野川公園開園
- 1989年
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都立武蔵野中央公園開園
- 1993年
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江戸東京たてもの園開園
- 2001年
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三鷹の森ジブリ美術館開館
- 2011年
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武蔵野プレイス開館
- 2014年
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JR中央線高架下空間「ののみち」開業
経営耕地面積と農家数
住宅街の中に農地があり、都市農業を盛り上げる若手農家も多く活躍する3市。庭先直売所も各地域にあり、地元で育った新鮮な農産物があちこちで手に入ります。
出典:東京都総務局統計部産業統計課
「2020年農林業センサス(令和2年2月1日現在)」
市民の学びの場
それぞれの自治体による生涯学習事業のほか、数多くの大学が所在する3市には、市民や近隣地域の住民に開かれた学びの場がたくさんあります。となりまちから参加できるフィールドも多数。
小金井市
まなびあい出前講座
東京学芸大学公開講座
東京農工大学公開講座
三鷹市
生涯学習センター
ICU生涯学習講座
杏林大学テレビ市民講座
武蔵野市
野外活動センター
武蔵野プレイス
亜細亜大学アジア研究所公開講座
標高
「はけ(国分寺崖線)」が東西に走る小金井市と三鷹市は、崖の上と下での高低差が大きく、見晴らしのよいスポットも。武蔵野台地の中央あたりに位置する武蔵野市は、全域にわたって起伏が緩やかです。
武蔵野台地の遺跡
3市では湧水や河川のまわりを中心に遺跡が発掘され、旧石器時代、縄文時代、弥生時代など、古くから暮らしが営まれていました。武蔵野ふるさと歴史館やみたか遺跡展示室(WEBサイト)、小金井市文化財センターなどで、出土品を見ることができます。
都市公園の面積
国や自治体が設置した都市公園は、3市の自然環境の豊かさの象徴ともなっています。広々とした公園は、休息やリフレッシュに、また学びの場としても地域の人々を迎えてくれます。
出典:東京都建設局公園緑地部管理課「公園調書(令和2年4月1日現在)」
商業事業所数と従業者数(卸売業・小売業)
各地から人が訪れる商業都市である吉祥寺はもちろんのこと、都心ではなく暮らしのあるこの地域で起業する人も増えています。
「平成28年経済センサス)
(平成28年6月1日現在)